5/13 社内でダイアログ(対話)を始める。【勉強会編】に行ってきました!

さて、ブログを書くと宣言して1週間の間が空いてしまいましたが、遅ればせながら感想を書き綴ります。このワークショップは進化をしながら複数回開催されるようなので、ネタバレ的な感想はあえて控えます。


ワークショップだったこともあり、体験ができとっても楽しかったです。陳腐な感想かもしれませんが、本当に楽しかったです。講師(ファシリテーター)はDevLOVEでもほぼ毎回お見かけする [twitter:@DiscoveryCoach] さんがされ、ファシリテーションや氏のダイアログに対する熱い思いをいっぱいいただきました。


タイトルの通り「社内でダイアログ(対話)を始める」がテーマのワークショップでした。ここ最近色々な勉強会やカンファレンスに参加させていただき、今までKKDだけでやってきた自分の選択や行動の一部が、体系や言葉にまとめられている事に共感や感心を覚えてきましたが、今回は特に感心が多かったです。


つい1年くらい前まではデータセンター絡みで「facility」と言う言葉は良く使っていましたが、「facilitation」はほとんど日常使うことはありませんでした。アジャイル開発関連の本を読み始めて、社内布教中に口にするようになりました。とは言っても、非常に抽象的な印象で自分自身うまく咀嚼できておらず、「場作り能力?」「ムードメーカー?」位な感覚で、むしろ「チームに対する牽引力」「リーダーシップ」に近しいものと思っていました。


今回の参加で、ファシリテーションにもパタンや体系だったもの、ベストプラクティスが存在することに興味と驚きを覚え、体験することで成功や成長への実感が湧きました。また、知らず知らず実践していたことに「パタン恐るべし」でした。しかし、それでも他の知識体系やベストプラクティスに比較して、アドリブが必要であるなぁと感じました。


兎に角、閉塞感満載の社内会議や勉強会に辟易としているあなた!!ぜひ、参加してみてはいかがでしょうか。「対話とは何か?」「対話の先に求めるもの」「アイスブレークのためのTIPS」「ファシリテーターが意識すること」などなど、いろんな気づきが「頭を使い、体を動かし、体験する」ことで得られると思います。


内容に言及しないように感想を書くと、なんか支離滅裂な気がしますが、[twitter:@DiscoveryCoach] さんありがとうございました!


感想をもう一つ。当日の会場になった「ジー・ブーン株式会社」さんですが、「いいね!」100連発でした。こちらはファシリティがすばらしかった。あれほど経営理念が視覚的に形になった会社は初めて見ました。とくに、エントランスにあるスタッフの皆さんが一人一人制作したご自身の夢に関する映像は素晴らしいですね。


私も会社でよく「夢と問題の共有」と言う言葉を口にします。会社と社員、社員同士、先輩後輩、そんな関係を超えてお互いがお互いの「夢」を理解し、共有し、実現への手助けをする。また、お互いがお互いの「問題」や「困った」を把握し、共有し、解決への手助けをする。


そんな目標や文化を浸透させようとしていますが、「夢」や「問題」を共有する場を本当に作って来たか?「夢」や「問題」は可視化されているか?正直、ジー・ブーンさんの取り組みへの感動と同時に、この2つの問いが頭の中から心を押しつぶしそうでした。


折角、対話についてのワークショップに参加させていただいたので、せめて場作りでは負けないだけのものを作っていきたいと決心し、講師の[twitter:@DiscoveryCoach] さんと、場所を提供してくださったジー・ブーンさんへの感謝と代えさせていただきます。