RHELでGit

RHEL(V5)には標準でGitが入っていません。
ソースや配布パッケージを落として入れてもよいのですが、依存関係も含めてyumでさくっと入れたいですよね。
そんな時は、fedoraのEPELにお世話になります。EPELについては以下のURLからご覧ください。
プロジェクトのサイトにも記載がありますが、「エンタープライズ Linux 用の拡張パッケージ(EPEL) は、 Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 向けの高品質なアドオンパッケージであり、CentOSScientific Linux (SL) のような RHEL からスピンオフしたディストリビューションと互換性のある、Fedora プロジェクトで有志によって作成されたパッケージになります。」とのこと、有志の皆さん感謝です。
https://fedoraproject.org/wiki/EPEL/ja


さて、RHELyumからEPELを利用するには、EPELのリポジトリyumが参照するリポジトリに加えます。
これも簡単に
$ wget http://download.fedora.redhat.com/pub/epel/5/x86_64/epel-release-5-4.noarch.rpm
$ sudo rpm -ivh epel-release-5-4.noarch.rpm
上記で終わりです。
これで、以下のファイルがインストールされます。
/etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-EPEL
/etc/yum.repos.d/epel-testing.repo
/etc/yum.repos.d/epel.repo


上記のインストールが終わったら、いつもの通り、
$ sudo yum install git
で終わりです。