「アジャイルサムライ」読書会 湯島道場 第三回を開催しました。


アジャイルサムライ読書会 湯島道場 第三回 〜火の巻〜」を08/10に開催しました。















今回も[twitter:@shinyaa31]さんが素晴らしいまとめをしてくださっていますので、読書会の詳細は下記リンクをご参照ください。


【参考URL】
アジャイルサムライ道場 ・・・ アジャイルサムライ道場
アジャイルサムライ読書会(湯島道場) 第三回 火の巻に参加してきた ・・・ [twitter:@shinyaa31]さんの参加レポート
アジャイルサムライで一番難しくて面白い概念〜Velocity ・・・ [twitter:@akipii]さんの参加レポート
アジャイルサムライ読書会(湯島道場) 第三回 火の巻  ・・・ ATND
アジャイルサムライ読書会(湯島道場)開催します! ・・・ 私の開催宣言エントリー


さて、前回に引き続き私は本の感想より、読書会を主催している感想を綴りたいと思います。今後色々な勉強会を"自分でもやってみよう!"と思う方の参考(反面教師?)になれば幸いです。
※ここまでほぼ前回のコピペですみません。ww


【事前準備】
今回はATND立てした後の皆さんへの一斉DM送信がスムーズにできました。単純にリストを作っただけですが。おかげさまでATND立て後50分で満員御礼となりました!
前回からの改善点は今回は少なく、ワールドカフェ用の模造紙とペンを事前に各机のそばに準備したことだけです。トーキングアイテムを一緒に準備しなかったのは画竜点睛を欠きました。
今回も数名の方が当日の調整がつかずキャンセルがでましたが、皆さんtwitter等で連絡くださいましたので繰り上がる都度、繰り上がった方にDMを打ちました。おかげさまでほぼ満席で開催できました。ただし、業務中はDMが届かない方もいらっしゃるので複数の連絡手段をあらかじめ確保しておいた方が良さそうです。


【座談会】
今回はLTをゲストの[twitter:@akipii]さんにお願いしました。TiDDを実践され「Redmineによるタスクマネジメント実践技法」の執筆者から「ベロシティは難しい」と言うテーマもいただき、用心棒の[twitter:@ryuzee]さんにもたくさんお知恵を披露いただけました!
また、今回は参加者の方から前回までと比較してたくさん質問がでましたので話題も多岐に渡ったのではないかと思います。それでもまだまだ皆さんが我こそはと前のめりに発言される状態ではないので、来週会う予定のファシリテーションのプロにご意見を伺いたいと思います。よろしくお願いします。だれとなく。ww


【休憩】
休憩中には参加者のご厚意で差し入れいただいたスイーツをみんなで食べました。それもただのスイーツではありません。なんと「侍スイーツ」!!。読書範囲の6章3節に登場したケーキ同様層状のチョコレートケーキでした。今回も良い演出ありがとうございました!



【ワールドカフェ】
今回のワールドカフェではちょっとコントロール的で気が引けましたが、進行をスムーズにするために開始前に皆さんに初めに座るテーブルと2回目に座るテーブルを書いたメモを渡しました。その効果もあって席移動はスムーズだったと思います。ただし、参加者から初回参加者のためにワールドカフェとは何かについては毎回説明があったほうが良い、そうでないと開始数分はその説明で終わってしまうと指摘いただきました。おっしゃる通りです。反省して次回に活かします!
今回のテーマは「計画」にしました。各テーブル白熱した議論が交わされいたと思います。
前回までのワールドカフェ内容の発表が「もやっ」としていたので、今回は2回目終了後にさらに10分の時間を取って、各テーブルでまとめをしていただきました。「ごく短い時間で本質を伝える」ために120文字以内でまとめ、それをツイートしていただき、発表する形を取りました。本当はうちのエレベータが広かったら1Fから8Fに上がる間に発表していただきたかったんですけどねw。




各テーブルのまとめ
テーブル1
テーブル2
テーブル3
テーブル4


【懇親会】
今回も当社の下のフロアのうどん屋さん「[tabelog:282069:title]」にお世話になりました。今回も13名の方にご参加いただきました。今回も0時を迎え「やばいよ?」の掛け声がかかるまで深く議論されていました!
また、直前でキャンセルされていた[twitter:@yokatsuki]さんが懇親会からの参加をしてくださいました。懇親会も熱いのでご興味ある方は是非声を掛けてください!


今回も運営を手伝ってくれた2人、参加者の皆様ありがとうございました!

「アジャイルサムライ」読書会 湯島道場 第二回を開催しました。


アジャイルサムライ読書会 湯島道場 第二回 〜水の巻〜」を08/03に開催しました。











今回も[twitter:@shinyaa31]さんが素晴らしいまとめをしてくださっていますので、読書会の詳細は下記リンクをご参照ください。


【参考URL】
アジャイルサムライ道場 ・・・ アジャイルサムライ道場
アジャイルサムライ読書会(湯島道場) 第二回 水の巻に参加してきた ・・・ [twitter:@shinyaa31]さんの参加レポート
アジャイルサムライ読書会 in 湯島道場 2回目 ・・・ [twitter:@nouzui2007]さんの参加レポート
アジャイルサムライ読書会(湯島道場) 第二回 水の巻  ・・・ ATND
アジャイルサムライ読書会(湯島道場)開催します! ・・・ 私の開催宣言エントリー


さて、前回に引き続き私は本の感想より、読書会を主催している感想を綴りたいと思います。今後色々な勉強会を"自分でもやってみよう!"と思う方の参考(反面教師?)になれば幸いです。


【事前準備】
前回の反省を活かし今回は、EVホール、受付、受付後開場案内のスタッフ、私の4名体制にしようとしたのですが、急遽一人が体調を崩し一人減ってしましました。しかし、大半の方が前回に引き続いての参加であったため、前回ほどの混乱はなかったと信じています。
前回は隣の会議室から椅子をかき集めて、ワールドカフェをするときに皆さんに椅子をもって移動していただいたで、今回は他フロアから椅子をかき集めてこの手間を解消しました。
事前準備で前回からの変更点はこのくらいです。


【受付】
名札は前回利用したものをそのまま使いました。本当は全5回なのでラジオ体操のように、参加するごとにスタンプを押すようなことも考えていたのですが、これは初回で準備が間に合わなかったのであきらめました。


【座談会】
今回は座談会を20分ずつくらいの枠に切り、LT発表者にそれぞれみんなへの問いかけをしてもらうことから始め、最後の20分は自由に話しましょう!と言うスタイルにしてみました。ダイアログでは口火を切ることが難しい上に、徐々にヒートアップしていく傾向にあるので、「波」ができてしまったなぁとちょっと反省しています。また、やはり積極的に言葉を発する人と傾聴に専念する人に分かれてしまうので、ワールドカフェだけなく座談会中も全員に一言は発してもらえるような試みを次回はしたいと思います。


【休憩】
休憩中には参加者のご厚意で差し入れいただいたドーナッツをみんなで食べました。4章5節の"コーヒーとドーナツと誠実さと"も読書範囲だったので、良い演出になりました!「匿名希望」さんありがとうございました!


【ワールドカフェ】
前回よりも模造紙の空白が減りましたね!まとめ時間が3分はやっぱり短いですかね。次回はもうちょっとアレンジしてみたいと思います。ワールドカフェのすごいなと感じるところは、各テーブルにかぶらないように移動したあと、それぞれのテーブルでどんなことが話されていたかの"共有"が自律的に始まるところ。FaceToFaceコミュニケーションが、その場にいない人の思いや考えを伝播させる様子は、タイムキーパーとして引いた視点からでないとなかなか客観的に見ることはできません(オレとく!)。





【懇親会】
今回も当社の下のフロアのうどん屋さん「[tabelog:282069:title]」にお世話になりました。前回より一人増えて14名の方にご参加いただきました。2回目の顔合わせと言うこともあり、より深い議論をされている方たちもいれば、新たな参加者の方から色々なお話を伺っている方たちもいました。私が「もう0時ですよ?」って言わなければ、皆さんいつまでお話し続けてたんでしょう?と言うくらい時間を忘れて話されている方たちが多かったのも嬉しかったです。
しかし、毎週水曜日がこんな状態になって皆さんお疲れならないかな?と心配でもありますw。次週開催後はお盆休みで1週スキップしますので、心身リフレッシュしてきてください!


【その他】
今回は直前で何人かの方のキャンセルがでました。枠の拡大と繰り上がった方へのDM作戦で、急な呼びかけにもお集まりいただいた皆さんのおかげで何とか空席は作らずに済みました。ありがとうございます。


今回も運営を手伝ってくれた2人、参加者の皆様ありがとうございました!

アジャイルサムライ読書会 湯島道場 第三回 開催します!


2011/08/10(wed) 19:30より第三回目の読書会を開催します。


お申し込みはこちら ATND

アジャイルサムライ道場についてはこちら アジャイルサムライ道場

開催経緯はこちら アジャイルサムライ読書会(湯島道場)開催します!


読書範囲、進め方等については、上記のATNDやアジャイルサムライ道場をご覧ください。
開場時間は19:00です。会場入り口が春日通りに面していませんので下記リンク先の地図を参照のうえお越しください。。
会場地図
会場は4Fになりますので、エレベータで直接お越しください。


湯島道場のハッシュタグは、#agilesamurai #湯島道場です。
なお、参加される方はポジションペーパー(自己紹介)の記入をお願いしております。お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
アジャイルサムライ道場 湯島道場 ←ポジションペーパーはこちらにご記入ください。


皆様のご応募お待ちしております。

と、ここまで書いて準備していたのですが、すでにキャンセル待ちが出ている状況です。
全回参加を呼び掛けていたため、前回参加された方にはATNDを立て次第、個別のご連絡をしたのですが、ATNDを拾うbotハッシュタグからたどり着いていただいた方がいらっしゃり、ありがたいことですがすでに満員御礼です。(今回は50分で瞬殺でした。)
次回も三回目参加の方には優先的にお知らせをさせていただきますので、ご了承ください。

アジャイルサムライ読書会 湯島道場 第二回 開催します!


2011/08/03(wed) 19:30より第二回目の読書会を開催します。


お申し込みはこちら ATND

アジャイルサムライ道場についてはこちら アジャイルサムライ道場

開催経緯はこちら アジャイルサムライ読書会(湯島道場)開催します!

第一回の開催模様はこちら 「アジャイルサムライ」読書会 湯島道場 第一回を開催しました。


読書範囲、進め方等については、上記のATNDやアジャイルサムライ道場をご覧ください。
開場時間は19:00です。会場入り口が春日通りに面していませんので下記リンク先の地図を参照のうえお越しください。。
会場地図
会場は4Fになりますので、エレベータで直接お越しください。


湯島道場のハッシュタグは、#agilesamurai #湯島道場です。
なお、参加される方はポジションペーパー(自己紹介)の記入をお願いしております。お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
アジャイルサムライ道場 湯島道場 ←ポジションペーパーはこちらにご記入ください。


皆様のご応募お待ちしております。

と、ここまで書いて準備していたのですが、すでにキャンセル待ちが出ている状況です。
全回参加を呼び掛けていたため、第一回に参加された方にはATNDを立て次第、個別のご連絡をしたのですが、ATNDを拾うbotハッシュタグからたどり着いていただいた方がいらっしゃり、ありがたいことですがすでに満員御礼です。
次回も二回目参加の方には優先的にお知らせをさせていただきますので、ご了承ください。

「アジャイルサムライ」読書会 湯島道場 第一回を開催しました。


ようやくこの日がやってきました!「アジャイルサムライ読書会 湯島道場 第一回 〜地の巻〜」


今回も[twitter:@shinyaa31]さんが素晴らしいまとめをしてくださっていますので、読書会の詳細は下記リンクをご参照ください。


【参考URL】
アジャイルサムライ道場 ・・・ アジャイルサムライ道場
アジャイルサムライ読書会(湯島道場) 第一回 地の巻に参加してきた ・・・ [twitter:@shinyaa31]さんの参加レポート
アジャイルサムライ読書会(湯島道場)に参加しました。 ・・・ [twitter:@ywindish]さんの参加レポート
アジャイルサムライ読書会(湯島道場) 第一回 地の巻  ・・・ ATND
アジャイルサムライ読書会(湯島道場)開催します! ・・・ 私の開催宣言エントリー


さて、今回は折角読書会を開催させていただいので振り返りレポートとして、開催の構想から、準備、開催にいたるまでのことを綴りたいと思います。上記リンクの私のエントリー通りの経緯で開催されたわけですが、何もかもが初体験で参加いただいた皆様にはいろいろと不手際ゆえご迷惑をおかけしました。しかし、せめて、これから社内外で様々な人を巻き込んで何かをしてみたいって思っていらっしゃる方の、反面教師や参考になれば幸いです。


【構想】
[twitter:@HIROCAST]さんとのtwitterでのやりとりに、[twitter:@kakutani]さんから「サポートページを利用して」とお声掛けいただいたときから、「やるぞ!」と言う意気込みと同じだけプレッシャーを感じました。公式サポートページに掲載するのですから恥ずかしいことはできないと。。。ただ、この時から読み合わせ方式より、座談会形式、テーマは章ごと、事前に読み終えてくる、ふりかえりは毎回実施する、と言った大まかな構想はできていました。


【事前準備】
ATND立てする前に、自社のスタッフ2人に声かけて運営の手伝いをしてもらうことにしました。2人とも快諾?してくれました!本当にありがとう!その後、[twitter:@ryuzee]さんと[twitter:@t_wada]さんに声掛けをして「用心棒」役をお願いし、これも快諾?いただけました。人が集まるか不安がありましたが、まずはATNDに登録し、サポートページに開催概要を追加し、twitterで呼びかけをしました。じつはここまでに10日かかっています。
10日もかかってしまった一番の原因は、サポートページに掲載する内容の推敲です。どのように「参加してみようかな?」を引き出すか、参加を検討される方は何を知りたいか?今後色々な道場が立つかも知れない中、地理的理由以外でここを選んでもらうにはどうすればいいか?などなど。
回数については、[twitter:@HIROCAST]さんやレビューに参加された[twitter:@remore]さんなどから4〜5回くらいじゃないかと意見いただき添うことにしましたのであっさり決められました。念のため5回と決めたら、ちょうど五部構成だったのは奇跡ですw。
ATND立ては苦労しました。少しずつ編集しながらブラッシュアップしようと、日付とタイトルだけ入れて、他は「あ」とか「テスト」とか入力したら、即、後悔されてしまったり、ボットにtweetされたりで焦りました。後からアンケートも追加できなかったですし。。。結局tweetされてしまったので、急いで体裁を整えました(汗。
次に取り組んだことがポジションペーパーです。TDD Boot Camp 1.5 in Tokyoに参加した際のポジションペーパーGoogle Moderationはすごくいいなと思っており、ポジションペーパーインスパイアパクリました。
ただし、同じポジションペーパーにしても折角「道場」を名乗っているので「門人札」と名を変え、大した演出ではありませんが、参加を回数を重ねることで「道場内段位」があがるような趣向を取り入れました。


【人数調整】
自社の会議室は狭く通常12人用の会議室が2室あるだけです。ただし、細長い会議室で21人の会議実績があったので用心棒までフル参戦で21までは収容できると思っておりました。また、以前「スクラム道」に参加させていただいた際に、机なしの円形座談がすごくよかったので、これもインスパイアパクリました。(すごい細長い楕円ですが。。。)※下図参照
ただし、念のため15人募集からスタートし、前日に18名に増枠しました。おかげさまで15名枠は告知翌日に満員御礼となりました!


【資材準備】
模造紙や付箋紙、マジックなどは社にあるものを使いましたが、会場案内の紙を入れるケースと、名札、名札用はがきは当日準備しました。名札は、下の写真の通り大きめのものが欲しく、はがきが入るものを選びました。

プロジェクタ、ドリンクサーバー、灰皿は会社の物を利用しました。


【スライド準備】
実はすべてのスライドも当日作りましたw。兎に角進行を少しでもスムーズにするために、会場の案内を最初に作りました。また、このスライドは開場から開始までの間流し続けておきたかったので、アジェンダと、初体験のかたもいらっしゃるのではと思い簡単なワールドカフェ説明を付けました。ワールドカフェもDevLOVE等で[twitter:@DiscoveryCoach]さんがされているのを見よう見まねでインスパイアパクリましたw。


次に作ったスライドは「自己紹介していただきたいこと」をまとめたスライドです。アジャイルソフトウェア開発関連を話題にするには、参加される方の背景(業種、職種、経験など)をお互いに知り合うことがとても重要と考え、アイスブレイクで皆さんに口を開いていただくこともかねて20分の自己紹介枠をとりました。


続いて、今回の開催に至った経緯と、この場をどう進めたいか、この場で何を共有したいかを説明するために「開催概要」のスライドを作りました。著者はおろか、監訳者の方にも相談せず宮本武蔵五輪の書を引き合いに出したのは、発表後にちょっと不安になっていたりします。


最後にLT資料です。LTは座談会のテーマとすることは決めていましたが、最後まで本当に悩みました。参加される方の背景も分かりませんし、該当章が「アジャイル入門」と言うことで、ここにこの本の特徴をどのように見出そうか?、そしてどのようにスムーズに座談会に入れるか?など、迷いに迷いました。結果あえて、「きっと皆さんが”?”と思う、ちょっと行き過ぎた内容にしてみよう」と考え、また何人かのレビュアーさんのブログに「入門書とたかをくくっていたら。。。」と言う感想を参考に、
・本当に入門書なのか?
・本当に部の名の通り「アジャイル」入門なのか?
・あえて「入門」としたら、エンジニア向けにはもっと突き抜けた理想を掲げてもよいのではないか?
と言った趣旨にしました。
もともと、「言い訳」と「私ならこんな方々に読んでいただきたい」と言うスライドは最後にあったのですが、この本の出版に携わったすべての方や、最後まで読まれた方に「おまえ本当に読んだのか?」と思われてしまうのは無念なので、発表直前に最初に移動しましたw。

思惑通り、座談会スタート同時に「そうは思わない」から始まりました。


【開場〜開催】
当社が土足禁止なため、皆様には狭い入口でスリッパに履き替えていただきましたが、初めて来られる方にいきなり「靴脱げ」はやはり敷居を高くしてしまったと思います。ただし、次回以降も土足禁止なのでご了承ください。
そのほかは割と開催まではスムーズだったかなと思います。
開催してからは、つたないながらもがんばって進行をしました。[twitter:@nohdomi]さんの素晴らしいLTがあったおかげで私の上記の通りなLTだけにならず、本当にほっと胸をなでおろしました。
座談会は、さすがにみなさん積極的に手を挙げ、口を開いてくださり、時間打ち切りまで話が盛り上がりました。また、要所要所で用心棒の[twitter:@ryuzee]さんが軌道修正してくださったり、うなずきや相槌で「場」に安心感を与えてくださったので、より皆さんが積極的になれたと思います。
休憩時間中も各所で本書に関する話に花が開いていたようで良かったです。
ワールドカフェは、経験者が各テーブルにいらしたおかげで何とか体をなしましたが、準備、説明ともあまりに未熟でした。結果、私はワールドカフェには参加できず、タイムキーパーとなってしまいました。
ワールドカフェの各テーブルでまとめられたものをアップしておきます。




【懇親会】
18名の参加者中22時開始の懇親会、それも事前告知なしでしたが13名の方に参加いただけました。ここでも非常に話が盛り上がりました。懇親会は当社と同じビルの1〜2Fの[tabelog:282069:title]で開催したのですが(当社は4-8F)、事前に何名になるか分からないが最大10人位来るかも知れない、と言う無謀なお願いに快く応えていただき、2Fに席をキープしておいていただけました。おうどんがとっても美味しいお店なので、お近くにお越しの際はぜひ立ち寄ってみてください!
懇親会は皆さん終電間際まで盛り上がっていただき、23:50に閉会となりました。


また、今回参加いただいた方の中に[twitter:@yokatsuki]さんがおり、「他流試合は弊社でやりましょう!」とご提案いただきました。160名収容できる大きな会場提供の申し出を頂きました。本当にありがとうございます。みなさん、この秋は北青山に大集合です!!


【次回開催に向けて】
前述の通り、参加回数を重ねることで昇段する趣向や、ANTDで全回参加を呼びかけさせていただいたので、第二回の募集は、一回目の参加者に優先的に声を掛けさせていただきました。勉強会は途中参加しにくいと言う心理的障壁があることは理解しておりましたが、もともと全五回で開催を宣言しており、折角相互の背景理解が進んだので、回を重ねるごとにより深まった議論が展開され、私を含め参加された方の前進につながればと思っております。


最後に、このような縁や経験まで作って下さった「アジャイルサムライ」の著者、監訳者、翻訳、レビュー、出版に携われたすべての皆様、ご参加いただいた皆様、同時開催されていた各道場の主催者、参加者の皆様、そして運営を手伝ってくれた当社スタッフ、本当に、本当にありがとうございました。
次回以降も粉骨砕身で運営に当たりたいと思いますので、どうぞご支援ください!

ソフトウェア構築自動化技術トレーニング 〜Continuous Delivery〜に行って来ました!その1


07/21にAgile Conference Tokyo 2011の連動企画「ソフトウェア構築自動化技術トレーニング 〜Continuous Delivery〜」に行ってきました。参加費75,000円の高額なイベントですが、あの"Martin Fowler"(マーチン・ファウラー)氏と、「Continuous Delivery」の著者である"Jez Humble"(ジェズ・ハンブル)氏によるトレーニングとあっては行かないわけにはいきません!


【参考URL】
ソフトウェア構築自動化技術トレーニング 〜Continuous Delivery〜 ・・・ 開催概要


両氏に会えたこと、最前列中央に陣取ったおかけで目と鼻の先で両氏の生の講演を聞けたこと、トレーニング終了後に[twitter:@haradakiro]さんのおかげで両氏と立ち話に立ち会えたことは良い体験ができました!


主催者には貴重な機会を作っていただき感謝していますが、内容はだいぶ物足りなかったと言うのが本音です。


まず、トレーニングと銘打っていますが、ほぼ一方的にお二人の話を通訳を交えて聞かされるだけだったこと。上記開催概要に掲載されていた、“原則や実践方法の習得”や“習得知識に記載されている内容”、“Puppetの使用を含んだアジャイル開発基準”、“何故分岐(branching)がCDにとって有害”など、これらについては残念ながらとても“習得”できるような内容ではありませんでした。


本コースでは以下のようなアジェンダが事前に準備されていたようです。


introduction(イントロダクション)
the deployment pipeline(配備パイプライン)
automated testing(自動化テスト)
continuous integration(継続的統合)
techniques for continuous development(継続的開発のためのテクニック)
component-based architecutures(コンポーネントベースのアーキテクチャ
going live(立ち上げ)
data management and migration(データの管理と移行)
managing environments and infrastructure(環境とインフラの管理)
managing continuos delivery(継続的デリバリー管理)


ところが、通訳しながらのためもあり実際に“話が聞けた”のは、上記のうち導入を除いて3.5個でした。逐次通訳の方はお二人いらっしゃいましたが、難しい話題(技術的という意味で)にも関わらず非常に丁寧かつ分かり易く訳していらっしゃいました。ありがとうございました!
ただし、コースとして通訳が必要だったかは疑問が残ります。私は英語はほとんどしゃべれませんし、聞く方も早口ではまったく対応できませんが、それでもニュアンス、抑揚、文節の区切りと言ったものが、講演者も通訳されることを意識しながらだっため、スムーズさにかけ、時間のロスが大きかった気がします。参加者は高いお金を払ってくる方々なので、通訳なし or イヤホン配布で同時通訳が良かったのかなぁ?と感じました。


さて、文句ばかり言っていても始まりませんので、聞いてこれたことをまとめたいと思いますが、このエントリ自体があまりにもネガティブなので、別エントリーで「社内フィードバック用」に作成する予定の、プレゼン資料をアップしたいと思います。ただし、このエントリ自体が文句で終わりも嫌なので、各アジェンダの最後に行われた質疑応答の中から印象に残ったものをピックアップして紹介したいと思います。


【問い】deployment pipelineについて、全体のどの程度、何パーセントくらいが自動化されていれば良いのか?
【答え】“・・・・・”(困った顔で沈黙)。何パーセントなんてない。コードカバレッジカバレッジ率が何の意味も持たないのと同じ。あえていい指標を提示するとしたら、あらゆるテストを通って「デプロイボタン」をユーザーなりあなたなりが押すと、すべてがリリースされるとした時、あなたの腕に注射器をさして血液を抜いて検査し、アドレナリンが増えていなければ良い。


【問い】mavenを使っているのですが、(ここまで通訳されて割って入られる)
【答え】mavenのsnapshotはevilだ。mavenは確かに優れたツールかも知れないが、それでもおすすめしたくない。


【問い】フレームワークを使うべきではないと言っていたが、実際にそれを開発している。
【答え】フレームワークをどうしても作りたいのであれば、フレームワークを使わない2つのアプリケーションを作ってみる。その2つに全く共通の部分が現れたら、それをフレームワークにすればよい。優れたフレームワークはアプリケーションから抽出されるべきである。これを“harvested framework”(刈り取られたフレームワーク)と言う。良いフレームワークも世の中にはたくさんある、RoRやSpringなどだ。


前述の資料は2週間以内にアップしたいと思います。興味をお持ちいただけた方は乞うご期待。いや、あまり期待しないでください。


Continuous Delivery: Reliable Software Releases through Build, Test, and Deployment Automation (Addison-Wesley Signature Series (Fowler))

Continuous Delivery: Reliable Software Releases through Build, Test, and Deployment Automation (Addison-Wesley Signature Series (Fowler))

Refactoring Databases: Evolutionary Database Design (Addison-Wesley Signature Series (Fowler))

Refactoring Databases: Evolutionary Database Design (Addison-Wesley Signature Series (Fowler))

Continuous Integration: Improving Software Quality and Reducing Risk (Addison-Wesley Signature Series (Fowler))

Continuous Integration: Improving Software Quality and Reducing Risk (Addison-Wesley Signature Series (Fowler))

Agile Conference Tokyo 2011 行ってきました

アジャイル・カンファレンス・トーキョーに行って来ました。台風の影響が懸念されましたが、行き帰り共傘をさすほどの天候ではありませんでした。内容については下記に良くまとめていただいておりますので、相変わらず感想を綴ります。


Agile Conference Tokyo 2011 ・・・ 公式サイト
Agile Conference Tokyo 2011 まとめ(Ver.3000) ・・・ [twitter:@take3000]さんのTogetter
Agile Conference Tokyo 2011 マーティン・ファウラー氏の基調講演 #agiletokyo ・・・ [twitter:@mike_neck]さんのTogetter
Agile Conference Tokyo 2011 午後 Jez Humble氏の講演 #agiletokyo ・・・ [twitter:@mike_neck]さんのTogetter


基調講演、特別講演、衝撃的スライドが良かったことは言うまでもありませんが、人にものを伝えるための構成等は大変勉強になりました。また、今年の頭から色々なアジャイルソフトウェア開発に関するセミナー、カンファレンス、勉強会に参加し、また、素晴らしいコーチ陣を会社に招聘できたおかげで、以前ほど目から鱗のような衝撃的な発見はありませんでしたが、一言一言を噛みしめて拝聴できたのではないかと思います。


今日の講演の中でも、「自律」「自己組織化」「機能横断」「協働」「コミュニケーション」などチームビルディン上のキーワードはたくさん出てきました。自社への導入や展開を進めていく中でも、マニフェストが言わんとしていることや、派生した様々な考え方、プラクティスについては、よっぽどの人間不信か管理脳の人でなければ開発現場には受け入れられやすいし、受け入れたくなるムーブメントと「腑に落ちる」話術が多く存在していると感じています。むしろなんでせめて5年前にもっとしっかり耳を傾けなかったんだろうと後悔しているほどです。


ところがまだまだ発注者側を説得させるパタンは成熟度が低い、もしくは私がうまく説明できるほどの理解ができていないと感じました。あくまでSIの話ですが、「当社のお客様が」と言う意味ではなく、一般的にアジャイルソフトウェア開発の優位性(ケースバイケースですが)を説いたとしても「へえーいいね。で、いつまでにいくらでできるの?」「やり方はどうでもいいからさぁ、安く早くいい物作ってね」と言った場面が容易に想像できてしまう気がします。


今日の講演にもありましたが、まさに「手組」は残り続けるでしょうし、それこそがソフトウェア開発の難しさであり、その難しさを解決できるプロフェッショナルが、プログラマでありアーキテクトでありSI業界だと自負しています。この困難に立ち向かい解決できる力を持っている矜持、これを高めるには現場が変わることですが、現場を変える一番の追い風は必要としてくれている人たちの理解と協力だと思っています。


「SIオワンコ」などと叫ばれていますが、完全内製にシフトすることが困難で本当のSIを必要とする場所はこれからもあり続けると思います。開発手法そのものに完全解はありませんが、「人間不信の無駄な管理」「夢物語実現のすべてのしわ寄せ」は撤廃されるべきであり、SIを必要としている現場を巻き込んで「真のソフトウェア開発」に手を取り合って立ち向かう機運が高まっていると感じています。


発注者側がソフトウェア開発に対する正しい立ち位置を理解すれば「騙される」こともなくなるはずです。そして「オワンコなSI」もなくなるはずです。人間不信の管理脳監督者が一人躍起になって管理したくても、発注者側がそんな徒労を望まなければ簡単に解決される問題だと思います。


なんか脈絡なくだらだら書いてしまいましたが、今私が自身に課している使命は、発注者側が変わることで、ソフトウェア開発を取り巻くすべてが、今よりずっと幸せになることに尽力することです。少しずつ取り組み始めているものの、力不足に焦りを感じることもあります。と言うことで、乱文ご容赦ください。


真の目的を忘れた誤ったagileと言う言葉がありました、まさに「誤ジャイル」ですが、これが席巻する前になんとかしたいですね!


さて、そんなヒントを欲している私ですが、日本マイクロソフトの長沢さん[twitter:@tomohn]の講演の中に「Business Agility = Empiricism + Transparency」と言うくだりが出てきたのですが、自身のつぶやきでは「経験と透明性 , 実践と誠実」と意訳しましたが、実際に語られた背景を知らないので、詳しく聞きたかったなぁが、唯一の心残りです。



最後に、主催者、運営に携わった方々、登壇者の皆様、そして参加者の皆様、本日もありがとうございました。